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大学受験のWEB出願に必要な顔写真は?スマホ自撮りで対応可能?

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この記事では、大学のWEB出願に必要になる顔写真について、基本的なルールや注意点を解説します。

「WEB出願のための顔写真データはスマホ自撮りで問題ないのか?」「証明写真機や写真館など有料で写真を撮影して用意するのがいいか?」など、顔写真準備の上で気になる点について説明するので、お悩みの方はぜひ参考になさってください。

WEB出願における顔写真の基本ルールを確認

大学のWEB出願システムでは、顔写真データの提出がほぼ必須とされています。

この顔写真は、受験票に印刷されたり、試験会場での本人確認に利用されます。そのため、指定の条件通りの写真を用意しましょう。

一般的な指定条件として、以下の点が挙げられます。

基本的な条件

正面向き・上半身・脱帽で撮る必要があります。また鮮明で、ボケていないクリアな写真としましょう。

ファイル形式

JPEGやPNGが指定されることが多く、これ以外の形式ではアップロードできない場合があります。

サイズや解像度

写真のサイズは縦4cm×横3cmに相当するピクセル数が求められ、具体的なピクセルサイズが明記されている場合もあります。

背景

背景は白または無地が条件とされており、柄や装飾のある背景は認められていないのが一般的です。

WEB出願での写真のスマホ自撮りについて

ここでは、顔写真のスマホ自撮りが問題ないのか、どういう写真ではダメかという点について説明します。

問題ない場合

現在、多くの大学のWEB出願では、スマホで撮影した自撮り写真で提出可能となっています。

スマートフォンのカメラ性能は出願に十分な水準以上に向上しており、高解像度でクリアな写真を簡単に撮影できるためです。

ただし、出願時の指定条件は基準によります。そのため、写真の仕上がりが規定を満たしているかどうか、提出前にしっかり確認しましょう。

OK例

スマホ自撮りが問題ない場合とは、以下の条件を満たしている場合です。

  • ・ピントが正確に合い、顔が鮮明に写っている。
  • ・照明が適切で、顔全体が均一に明るい。
  • ・背景が無地で、余計な物が写り込んでいない。
  • ・写真の構図が規定サイズに適合しており、提出フォーマットに合わせたトリミングが可能。

NG例

一方で、以下のような写真は大学側の規定を満たさない可能性が高いです。

  • ・ピントが合っておらず、顔がぼやけている。
  • ・照明不足や逆光で顔に影がかかり、表情が不鮮明。
  • ・背景に部屋の家具や装飾が映り込んでいる。
  • ・笑顔や大きな表情の変化があるなど、公式写真として不適切。
  • ・カメラレンズが汚れており、全体的に曇って見える。

出願において顔写真が指定条件を満たしていることは当然の前提なので、撮影後は慎重に確認を行いましょう。

WEB出願での写真のスマホ自撮りを失敗しないポイント

スマホ自撮りで出願用の写真を用意する場合は、以下の内容をしっかり確認してください。

撮影環境

撮影する際には上半身のみを写すようにします。胸元あたりまでが映るほどがベストでしょう。

背景は無地の壁や白いカーテンなどがおすすめです。柄物や装飾のある背景は避けてください。さらに、撮影時には顔に影ができないよう、自然光や室内照明を利用して均一な明るさとなるようにしましょう。

また、撮影後に顔が鮮明に写っているかをチェックします。ぼやけた写真では出願用の顔写真として使えません。カメラやスマホを固定し、手ぶれを防ぐために三脚やセルフタイマーを使うのもいいでしょう。

編集と確認

撮影が完了したら、次に必要に応じて編集作業を行います。特にどうしても写真データが大きすぎる場合は、指定のサイズに収まるようスマホアプリなどを使って軽くしましょう。

撮影後は自分で写真をチェックするほか、他の人にも写真を確認してもらうと安心です。最終的には志望校の指定条件に従った写真であることを再確認し、安心して提出できるようにしましょう。

WEB出願での写真にプロの撮影を依頼する場合

WEB出願を行う際、「スマホ自撮りでは不安だな」と思う人もいるでしょう。ここでは証明写真機や撮影スタジオでの利点やコストなどの比較をお伝えします。

証明写真機の利点

証明写真機を使うと手軽に証明写真を手に入れられます。比較的安価に撮影できるのも嬉しいポイントです。

さらに、最近の証明写真機にはWEB出願用の写真サイズを自動的に調整する機能が搭載されています。これにより、写真のトリミングや編集の手間を省くことができるため、顔写真の準備に不慣れな受験生にもおすすめです。

写真スタジオの利点

写真スタジオや撮影店舗を利用することで、さらに高品質な写真を用意することが可能です。プロのカメラマンが撮影を行うため、光の当て方や表情の指導を受けながら、最適な写真を仕上げることができます。

写真スタジオでは、背景や照明の調整だけでなく、姿勢や表情についてのアドバイスも受けられます。

コストと時間の比較

証明写真機の利用料金は一般的に500~800円程度で、撮影時間は数分以内と手軽です。

一方、写真スタジオの料金は2,000~4,000円程度とやや高額ですが、証明写真機以上に安心で満足のいく写真が得られる可能性が高いといえます。

スマホ自撮りは無料で行えますが、撮影環境を整えたり編集を行ったりする時間と手間がかかることを考慮する必要があるでしょう。

WEB出願での写真準備に関するまとめ

大学のWEB出願において用意する顔写真はスマホ自撮りでも構いません。

しかし、背景や照明、顔の向きなど基本的な要件のほか、指定の条件を守る必要があります。指定条件を確認したら記事で紹介したコツを守ってスマホ自撮りし、撮影後には問題ないかきちんとチェックしましょう。

手軽さを重視するなら証明写真機、高品質を求めるなら写真スタジオの利用も考えられます。準備にあたり、自分の状況に応じて最適な方法を選び、確実に条件を満たした写真を用意しましょう。

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