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オンラインオープンキャンパスとは?メリットや失敗しないコツも解説

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「現在おこなっているオフラインのオープンキャンパスに加えて、便利なオンラインキャンパスも併用することを検討したい」

「遠くにお住まいの生徒を対象にオンラインキャンパスをしたいが必要な情報が分からない」

このようなお悩みをお持ちの学校の方もいらっしゃるのではないかと思います。

そこでそのような方を対象に、オンラインオープンキャンパスのメリットやデメリット、実施の流れ、失敗しないコツについて解説します。ぜひご覧ください。

オンラインオープンキャンパスとは

オンラインオープンキャンパスとは、大学や専門学校がインターネットを活用して実施する入学希望者向けの説明会やイベントのことです。

従来の対面型(オフライン)オープンキャンパスと異なり、受験生やその保護者は自宅や好きな場所から参加でき、大学の魅力や学習環境を知ることができます。

特に、遠方に住んでいる学生や、スケジュールの都合で対面のオープンキャンパスに参加できない人にとっては、非常に便利なものとなっています。

オンラインオープンキャンパスでは、ライブ配信形式やオンデマンド動画形式が主流です。ライブ配信形式では、大学側がリアルタイムでキャンパスツアーや模擬授業を実施し、参加者と双方向のやりとりを行えます。

一方、オンデマンド動画形式では、事前に収録した学校紹介動画や授業動画を公開し、参加者が好きなタイミングで視聴できる仕組みになっています。

オンラインオープンキャンパスのメリットとデメリット

まず、オンラインオープンキャンパスにはどのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか。メリット、デメリットそれぞれについて解説します。

メリット

1. 地理的な制約がなく、全国・海外から参加可能

オンラインオープンキャンパスの最大のメリットは、どこからでも参加できることです。

遠方に住んでいる受験生や保護者にとって、移動費や宿泊費の負担なく、大学の雰囲気や教育内容を知ることができるのは大きな利点です。各大学にとっては全国から志願者を集めるチャンスとなります。

2. 忙しい受験生や保護者も気軽に参加できる

部活動やアルバイト、学校の授業などで忙しい受験生にとって、対面型オープンキャンパスの日程に合わせるのは難しいこともあります。

しかし、オンラインならば、移動時間を考慮する必要がなく、スケジュールが調整しやすいです。オンデマンド動画形式であれば、自分の好きな時間に視聴できるため、時間の制約もありません。

3. 運営コストが削減できる

対面型オープンキャンパスでは、キャンパスツアーの準備、資料の印刷、スタッフの手配など、多くの費用がかかります。

しかし、オンラインの場合、主にインターネット環境と配信設備を整えれば実施可能なため、運営コストを抑えることができます。

デメリット

1. 実際のキャンパスの雰囲気を伝えにくい

オンラインでは、実際の校舎や設備、学生の雰囲気などをリアルに体験することが難しいです。画面越しでは伝わりにくい部分があるため、バーチャルキャンパスツアーや、在学生による生の声を交えた動画を活用するなどの工夫が必要になります。

2. 参加者との直接的なコミュニケーションが難しい

対面であれば、教職員や在校生と直接会話し、気軽に質問ができますが、オンラインではその場の空気感や雑談のようなやりとりが生まれにくくなります。チャット機能を活用したり、Q&Aセッションを設けたりすることで、できるだけインタラクティブな環境を作ることが大切です。

これらのデメリットから、オンラインオープンキャンパスではオフラインのオープンキャンパスと比べると受験生の実際の出願につながる確率は低いようです。

オフラインのオープンキャンパスに参加可能な受験生はオフラインオープンキャンパスに誘導し、遠隔地に居住する生徒はオンラインオープンキャンパスに参加してもらうといった具合で併用して、それぞれのメリットで補完できるといいでしょう。

オンラインオープンキャンパスの運営方法

ここでは、ライブ配信型オンラインオープンキャンパスの流れを紹介します。

事前準備

  • 1.スケジュール・コンテンツの企画(模擬授業、Q&A、在校生インタビュー、紹介動画使用など)
  • 2.プラットフォームの選定(Zoom、YouTube、Teamsなど) 、配信用機材の準備
  • 3.特設サイトの設置、ホームページやメール、SNSでの告知
  • 4.トラブルの想定及び発生時の対応手順策定
  • 5.リハーサル実施

当日の運営

  • 1.スムーズな進行、参加者との交流をポジティブな雰囲気で行う(オンラインオープンキャンパスは併願者や高校1~2年生も参加するなど、学校理解や出願意欲に幅があることを認識しておく)
  • 2.サポートの配置、トラブル対応

アフターフォロー

  • 1.アーカイブの提供
  • 2.アンケート実施(改善点の収集)
  • 3.資料送付や出願スケジュール配信

オンラインオープンキャンパスで失敗しないためのコツ

続いて、オンラインオープンキャンパスで失敗しないためのコツをいくつかお伝えします。

準備や事前案内、サポートの徹底

やはり事前準備が肝心です。企画やコンテンツをしっかり練って良いものにすることはもちろん、当日使用する動画の質を高めるために制作期間や予算を確保することも必要です。

また参加者に対し、スマホアプリなどの準備、スケジュールやデバイスの操作・トラブル対応手順、予備知識となる学校情報のリンクなど、事前に詳しく案内を送りましょう。

オフラインのオープンキャンパスも併用する

オンラインオープンキャンパスだけでは、実際のキャンパスの雰囲気を完全に伝えることは難しいため、オフラインのオープンキャンパスも併用しましょう。

対面型の方が実際の志望に結びつきやすいです。

特設サイトの開設

オンラインオープンキャンパスの特設サイトを開設し、日程やプログラム、FAQ、さらにはアーカイブを掲載することで、参加者や訪問者に分かりやすく情報を提供できます。これはオフラインのオープンキャンパスでも同様に必要となります。

特設サイトへの訪問者が必要な情報にスムーズに辿り着けるような構造、申し込みまでどのページからでもワンクリックで進めるようなリンク配置など、経験豊かでノウハウのあるサイト専門会社に依頼するのが望ましいです。

参加者へのアフターフォロー

イベント後にはメール等でアフターフォローを行い、資料送付を行う、出願日程を複数回発信するなど出願を後押ししましょう。アンケートは参加者の印象に残ったプログラムを確認し、次回以降のイベントの改善につなげることもできます。

オンラインオープンキャンパスで活用する動画作成のポイント

オンラインオープンキャンパスでは動画制作が必須となります。

イベント当日に使う紹介動画はもちろん、事前のイベント告知に使用したり、特設サイト上に掲載したりする動画も必要です。ここではその動画制作のポイントをお伝えします。

ターゲットを意識して作成

受験生の視点で「知りたい情報」を整理し、キャンパスツアーや模擬授業の動画を作成しましょう。

当然と思われるかもしれませんが、今はSNSなどの影響で動画視聴が普及し、動画はいわば氾濫してしまっています。作成側目線だけの動画では最後まで視聴してもらえないことすらあるでしょう。

動画序盤のインパクトが大事になると共に、ターゲットに必要な的確に情報を届け、かつ教育機関としての信頼性も兼ね備えた動画を作成しなくてはなりません。

制作専門会社への依頼

SNSに投稿するショート動画はともかく、学校紹介動画はプロに依頼して質の高い動画にしましょう。学校の紹介動画を作成した実績が多くある制作専門会社であれば一層安心です。

視聴データの取得と分析

動画の視聴完了率や途中離脱ポイントといった視聴データを取得して分析します。分析内容を翌年の動画改善につなげるといった際にはノウハウの蓄積が必要になるので、経験豊富な動画制作会社の協力を得られると心強いでしょう。

まとめ:オンラインオープンキャンパスの支援はAVII IMAGEWORKSがおすすめ

この記事ではオンラインオープンキャンパスのメリットやデメリット、運営の流れ、失敗しないためのコツについて紹介しました。オンラインオープンキャンパスでは当日のイベント配信だけではなく、特設サイトの設置や動画制作なども必要になります。

AVII IMAGEWORKSでは、動画や教育機関のホームページ制作を得意としており、さらにはWeb出願システムの支援なども含め、トータルで教育期間のサポートを行っています。

オンラインオープンキャンパスの導入を検討しているご担当の方はぜひ相談してみてください。

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