2025/02/18
学校ホームページの作り方！失敗しないためのポイントと運用のコツは？
ある学校の志願者や保護者といった人々がその学校の情報を収集する時、必ず参照するといっていいのがその学校のホームページです。
そこで、学校のホームページを訪問するそれらの人々に的確に学校の情報を提供できるようなホームページを作っていくことが重要になってきます。
この記事では、どのようにしてホームページを失敗しないように作成すればいいのか、そのポイントを紹介します。また、作成後の運用のコツについてもお伝えしますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。
Contents
学校ホームページ作成の重要性
学校のホームページは、単なる情報提供の場ではなく、学校のブランドイメージを形成し、外部との重要な接点を持つツールとして機能しています。
特に、受験生やその保護者にとっては、学校選びの際に参考にする最も重要な情報源の一つとなります。そのため、ホームページの出来次第で「この学校に興味を持つかどうか」「さらに詳しく調べるかどうか」といった判断が左右されることも少なくありません。
また、学校ホームページは、在校生やその保護者にとっても日々の情報を得るための手段になってきます。行事予定や学校からの臨時のお知らせ、またプレスリリースなど、リアルタイムで更新される情報を簡単に確認できることが求められるでしょう。
学校ホームページを作成する前にすべきこと
ここでは、学校ホームページを作成する際、まず行うべきことをお伝えします。
ターゲットを明確にする
学校のホームページを作成する際に最も重要なことの一つは、「誰に向けて情報を発信するのか」を明確にすることです。
このターゲットを曖昧にしたままホームページを作成すると、必要な情報が整理されず、どんな訪問者にも刺さらないサイトになってしまいます。
学校ホームページの主なターゲットは、例えば以下のように分類できます。
- 受験生とその保護者
・学校の魅力や教育方針を知りたい
・入試情報やオープンキャンパスの詳細を確認したい
・在校生の様子や卒業後の進路を知りたい
- 在校生とその保護者
・行事予定や学校からのお知らせをチェックしたい
・緊急時の連絡や重要な情報を迅速に受け取りたい
・学校生活に関する詳細な情報を得たい - 地域住民や卒業生
・学校の地域貢献活動や公開イベントの情報を知りたい
・卒業生の交流イベントやOB・OGの活躍を確認したい
それぞれのターゲットが求める情報を整理し、適切なコンテンツを配置することで、訪問者にとって有益なホームページを作ることができます。
ホームページの目的を整理する
ターゲットを明確にしたら、次に「ホームページを通じて何を達成したいのか」を整理することが必要です。目的が不明確なままサイトを構築すると、情報が散乱し、訪問者が必要な情報を見つけにくいサイトになってしまいます。
例えば、学校のホームページの目的として、以下のようなものが考えられます。
・学校の魅力を発信し、受験生の興味を引く
・在校生や保護者への連絡手段として機能させる
・学校の活動や取り組みを地域社会に向けて発信する
これらの目的を明確にすることで、どの情報を優先的に掲載すべきかが明らかになり、ターゲットにとって使いやすいホームページを作成することができます。
競合校のホームページをチェックする
ホームページを作成する前に、他の学校のホームページをリサーチするようにしましょう。
特に、自校と同じ地域や規模の学校のホームページを参考にすると、自校のホームページに活かせるアイデアを見つけることもできます。
チェックすべきポイントとしては、以下のような点が挙げられます。
・デザインやレイアウトの工夫
・ナビゲーションの使いやすさ
・掲載されているコンテンツの充実度
・強みや特徴についてのアピール内容
成功している学校のホームページを分析することで、自校の強みをどのように打ち出せばよいか、どのような点を改善すべきかが見えてきます。
学校ホームページの作り方で押さえるべきポイント
それでは、学校ホームページを作成する上で押さえておくべきポイントにはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、そのポイントをお伝えします。
ユーザビリティ（使いやすさ）を最優先にする
学校のホームページは、多くの人がアクセスするため、誰でも直感的に情報を探せるデザインにすることが求められます。例えば、以下のような工夫を取り入れると使いやすさが向上します。
・メニューを整理し、目的のページへ素早くアクセスできるようにする
・入試情報、学校からのお知らせ等の重要な情報をトップページの目立つ位置に配置する。
今や学校のホームページが見やすいことは当たり前となっていますので、必要な情報がなかなか見つけられないホームページでは、訪問者はあきらめてすぐに離脱してしまいます。特に、スマートフォンやタブレットからの閲覧に最適化したデザイン（レスポンシブデザインといいます）を採用するのは必須です。
視覚的な印象を意識する
デザインは、学校のイメージを形成する重要な要素です。学校のブランドカラーを活かし、統一感のあるデザインを採用することで、訪問者に良い印象を与えることができます。
逆にデザインがイマイチだと、例えば志願者やその保護者の気持ちが白けてしまうこともあるでしょう。
また、画像や動画を活用することで、より直感的に学校の雰囲気を伝えることができます。特に、撮影は学校職員が自分で行うのではなく、プロのカメラマンに依頼するようにしましょう。学校のホームページに相応しい、鮮明で高画質・綺麗な写真や動画を用意したいものです。
そのほか、ワードプレスなど作成後に管理しやすいようなCMS（コンテンツマネジメントシステム）を採用して最新情報などの更新を随時、簡単で迅速に行えるように構築することも大切です。
CMSがあればブログのように、直感的に分かりやすい操作でホームページを更新できますので、その都度制作会社などに依頼することなく、職員で作業可能となるのです。
学校ホームページ作成後、運用のコツ
まず、最も大切なのは情報を最新の内容に更新し続けることです。
例えばイベント情報、進学実績、あるいは校長交代の際などには速やかに情報を更新しましょう。全く更新されておらず、古い情報を発信し続けているホームページの場合、学校への信頼性も低下します。
また、ホームページへのアクセス解析を行い、どのようなページがよく見られているかも確認するようにしましょう。訪問者がどのようなキーワードからホームページに来ているかといったことも分かりますので、解析データを活用してホームページ改善を行います。
最後に、より訪問者を増やすためのSEO（検索エンジン最適化）対策を行います。最新情報を更新し続けることも一つのSEO対策といえるでしょう。
アクセス解析によるホームページ改善やSEO対策は専門知識が必要になる場合もありますので、ホームページ制作依頼先などに相談することをおすすめします。
学校ホームページは無料で作成可能か
無料のホームページ作成サービスを利用すれば、コストを抑えてホームページを作成することは可能です。しかし、無料サービスには以下のようなデメリットがあります。
・デザインの自由度が低く、オリジナリティが出しにくい
・広告が表示されることがあり、学校のブランドイメージに影響する可能性がある ・サポートが限られており、トラブルが発生した際に対応が難しい
広告があったり、配色や構成が整っていないと趣味での運営、生徒による運営のようなイメージを与えてしまいます。
ホームページは学校の顔となるものですから、必要な予算をきちんと確保して専門の制作会社などに依頼し、恥ずかしくないような出来栄えのものを設けたいですね。
まとめ：学校ホームページを作成するならAVII IMAGEWORKSがおすすめ！
この記事では、学校ホームページを作成する際のポイントや運用時のコツについてお伝えしました。また、学校ホームページは無料でも作成できますが、学校の顔となるものですから専門の制作会社に依頼して作るようにしましょう。
特に情報に辿り着きやすい構造や印象的なデザインのホームページとして、写真や動画といったコンテンツをプロ品質で作成し、さらにアクセス解析からの改善やSEO対策などの運用支援を得ることを考慮しましょう。
AVII IMAGEWORKSではデザインや構成に関する相談、掲載コンテンツの手配を含めたホームページ制作と保守、さらには運用支援までトータルでサポートします。WEB出願サービスもあわせて提供しているので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
